えっ?私がバイクに乗る理由?それは・・・
大学の文学の教授「君たちにはそのうち好きなテーマで論文を書いて貰う予定じゃが、まずは腕ならしに自分の今の趣味を始めたきっかけついて詳しく作文を書け、内容は常用体は禁止、~~~~である調で書くこと。大学生らしい文章をかけよ~」
生徒たち「ウワーマジカヨー!アリエネー!!」
カブかぶ「・・・(自分の趣味を始めたきっかけね~・・・、そもそも何でバイクに乗ろうと思ってたんだっけな・・・)」
~そして記憶の月日は中学1年生の夏に巻き戻った~
中学の担任「夏休み終わったら読書感想文回収するからな~、好きな本について感想文書いてこいよ~}
生徒たち「ウワーマジカヨー!アリエネー!!」
中学一年のカブかぶ「(本ね~・・・。本なんて普段めったに読まないんだけどな~・・・帰りに本屋でも寄りますか・・・)」
~そして本屋~
中学一年のカブかぶ「(うーん、なんか文字ばっかりでなんか読む気にならないわね・・・。あっそういえばオタクの友人がラノベが読みやすいとか言ってたかしらね。ちょっと見てみようかな)」
~コーナーに移動~
中学一年のカブかぶ「(げっ!女の子ばっかり載ってる本ばっかりじゃないの!?こんなの買えるわけ無いでしょ!帰ろかえr・・・ん?)」
~そして現代に戻る~
カブかぶ「(あっ・・・そうだ、私は。)」
カリカリカリカリ・・・
タイトル:『私がバイクに乗る理由』
学生番号:〇〇〇〇〇
氏名:カブかぶ
学科:OOOOO学科
筆者の趣味はバイクに乗ることである。バイクに乗るきっかけは大抵の人は知り合いが乗っていて憧れたからだとか、知り合いに誘われてという理由が大半であると思う。それに加え北海道という土地の問題上、通勤で使用するからという人はごく少数派だろう。しかし生憎私の交友関係の中ではバイクに乗っている人は皆無であるし、皆無である以上誘われるなんて事はあり得ない。では私が何でバイクに乗ることになったのかを述べたいと思う。
筆者の昔話になるが私は昔から無趣味であり日々を惰性で生きるような生き方をしていた、中学一年生の夏、夏休みの宿題で読書感想文なる物に始めて遭遇した。先ほど述べた通り当時無趣味だった私は本を読む機会など教科書を捲るくらいしか機会がなかった。そんな筆者の生まれて初めて自分から本を読む機会が読書感想文だったのだ、当然筆者は焦った、今までマトモに本を読んだことがなかった人間が活字だらけの本を読んでオマケに感想文を書かなければならないのだ。
私は本屋に足を運び、自分でも無理しないで読める本を探した、長編モノは最後まで読める気がしないし、だからと言って漫画の感想文を書くわけにもいかなかった、そこで筆者は当時流行っていたライトノベルなるモノを読んで見ることにしたのだった。当時ライトノベルといえばオタクが読む小説で、女の子が出てきてイチャイチャしてる本だと思うこんでいたので非常に抵抗があったが探してみると予想外にも冒険物、青春物、SF物など抵抗なく読めそうな本も有り驚いたことを今でも鮮明に覚えている。
そんな中でも一際タイトルに目を引き止められた作品があった、その名を
『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』
という。
内容は至ってシンプル。人類が謎の病気で世界から消えつつある中、名もない「少年」と「少女」がスーパーカブに乗って自分たちが消えるまで日本を旅するものだった。
その本の影響は今でも私の感じる世界観に多大な影響を及ぼしている。
その本を読むまで、私の世界観というものはちっぽけな物で自分の活動範囲以外には全くの興味がなかった。
しかしその本を読んでからというもの、私には世界の見え方が変わった。
季節が移ろいでゆけば季節の到来を喜べるようになり、風景を見れば綺麗だなと思えるようになった。
なによりも一番の影響は行動力に現れた。
「どこまでも道が続いてる限り、どこにまでも行ってみたい」と思うようになった。
その結果がバイクに乗るという趣味に繋がったように思える。
バイクに乗る人はスピードを求める人や峠を攻める人色々居るけれど、筆者は風景を楽しみながら、気が向けばバイクを降り、自然の中で一休みするのが一番の楽しみである。
今年の夏休みは愛車のCD90に荷物を沢山積んでキャンプツーリングにも行こうと思っている。
バイクは本当に素晴らしいものだと思う、是非たくさんに人に乗ってもらいたいものだ。
~以上~
・・・ぶ!カブかぶ!
カブかぶ「ふぇ!?」
ちょっと家帰ってきて急に「眠い」なんて行って寝るもんだからどうしたのかと思ったよ!
カブかぶ「いゃぁ~、ちょっと昔の事思い出しててね」
へ~、カブかぶもようやく昔の自分の過ちについて謝罪でもしたくなった?
カブかぶ「私は過ちなんて犯したことないわよ!・・・あっそだ。」
ん?
カブかぶ「たしかここらへんの棚の中にあったような気が・・・あった」
ん?何探してたの?
カブかぶ「ん?あぁ、私の思い出の本よ。読む?」
カブかぶが本を薦めてくるなんて・・・頭でも打った?
カブかぶ「うっさいわね!あんたに本なんて進めた私が馬鹿だったわよ!寝る!」
あぁ見るからー!ふて寝しないでー


次回に続く
カブかぶ「カブ乗りの皆さんには是非読んで貰いたい一冊です!」

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カブかぶ「・・・(自分の趣味を始めたきっかけね~・・・、そもそも何でバイクに乗ろうと思ってたんだっけな・・・)」
~そして記憶の月日は中学1年生の夏に巻き戻った~
中学の担任「夏休み終わったら読書感想文回収するからな~、好きな本について感想文書いてこいよ~}
生徒たち「ウワーマジカヨー!アリエネー!!」
中学一年のカブかぶ「(本ね~・・・。本なんて普段めったに読まないんだけどな~・・・帰りに本屋でも寄りますか・・・)」
~そして本屋~
中学一年のカブかぶ「(うーん、なんか文字ばっかりでなんか読む気にならないわね・・・。あっそういえばオタクの友人がラノベが読みやすいとか言ってたかしらね。ちょっと見てみようかな)」
~コーナーに移動~
中学一年のカブかぶ「(げっ!女の子ばっかり載ってる本ばっかりじゃないの!?こんなの買えるわけ無いでしょ!帰ろかえr・・・ん?)」
~そして現代に戻る~
カブかぶ「(あっ・・・そうだ、私は。)」
カリカリカリカリ・・・
タイトル:『私がバイクに乗る理由』
学生番号:〇〇〇〇〇
氏名:カブかぶ
学科:OOOOO学科
筆者の趣味はバイクに乗ることである。バイクに乗るきっかけは大抵の人は知り合いが乗っていて憧れたからだとか、知り合いに誘われてという理由が大半であると思う。それに加え北海道という土地の問題上、通勤で使用するからという人はごく少数派だろう。しかし生憎私の交友関係の中ではバイクに乗っている人は皆無であるし、皆無である以上誘われるなんて事はあり得ない。では私が何でバイクに乗ることになったのかを述べたいと思う。
筆者の昔話になるが私は昔から無趣味であり日々を惰性で生きるような生き方をしていた、中学一年生の夏、夏休みの宿題で読書感想文なる物に始めて遭遇した。先ほど述べた通り当時無趣味だった私は本を読む機会など教科書を捲るくらいしか機会がなかった。そんな筆者の生まれて初めて自分から本を読む機会が読書感想文だったのだ、当然筆者は焦った、今までマトモに本を読んだことがなかった人間が活字だらけの本を読んでオマケに感想文を書かなければならないのだ。
私は本屋に足を運び、自分でも無理しないで読める本を探した、長編モノは最後まで読める気がしないし、だからと言って漫画の感想文を書くわけにもいかなかった、そこで筆者は当時流行っていたライトノベルなるモノを読んで見ることにしたのだった。当時ライトノベルといえばオタクが読む小説で、女の子が出てきてイチャイチャしてる本だと思うこんでいたので非常に抵抗があったが探してみると予想外にも冒険物、青春物、SF物など抵抗なく読めそうな本も有り驚いたことを今でも鮮明に覚えている。
そんな中でも一際タイトルに目を引き止められた作品があった、その名を
『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』
という。
内容は至ってシンプル。人類が謎の病気で世界から消えつつある中、名もない「少年」と「少女」がスーパーカブに乗って自分たちが消えるまで日本を旅するものだった。
その本の影響は今でも私の感じる世界観に多大な影響を及ぼしている。
その本を読むまで、私の世界観というものはちっぽけな物で自分の活動範囲以外には全くの興味がなかった。
しかしその本を読んでからというもの、私には世界の見え方が変わった。
季節が移ろいでゆけば季節の到来を喜べるようになり、風景を見れば綺麗だなと思えるようになった。
なによりも一番の影響は行動力に現れた。
「どこまでも道が続いてる限り、どこにまでも行ってみたい」と思うようになった。
その結果がバイクに乗るという趣味に繋がったように思える。
バイクに乗る人はスピードを求める人や峠を攻める人色々居るけれど、筆者は風景を楽しみながら、気が向けばバイクを降り、自然の中で一休みするのが一番の楽しみである。
今年の夏休みは愛車のCD90に荷物を沢山積んでキャンプツーリングにも行こうと思っている。
バイクは本当に素晴らしいものだと思う、是非たくさんに人に乗ってもらいたいものだ。
~以上~
・・・ぶ!カブかぶ!
カブかぶ「ふぇ!?」
ちょっと家帰ってきて急に「眠い」なんて行って寝るもんだからどうしたのかと思ったよ!
カブかぶ「いゃぁ~、ちょっと昔の事思い出しててね」
へ~、カブかぶもようやく昔の自分の過ちについて謝罪でもしたくなった?
カブかぶ「私は過ちなんて犯したことないわよ!・・・あっそだ。」
ん?
カブかぶ「たしかここらへんの棚の中にあったような気が・・・あった」
ん?何探してたの?
カブかぶ「ん?あぁ、私の思い出の本よ。読む?」
カブかぶが本を薦めてくるなんて・・・頭でも打った?
カブかぶ「うっさいわね!あんたに本なんて進めた私が馬鹿だったわよ!寝る!」
あぁ見るからー!ふて寝しないでー


次回に続く
カブかぶ「カブ乗りの皆さんには是非読んで貰いたい一冊です!」

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コメントの投稿
初めまして
こんにちは(」・ω・)
RT-235[仙セン]と申します
栃木でカブ50スタンダードに乗っているしがない大学1年生です
私もちょうど先日この本を読み終えたところで、ネット検索してましたらこちらのページにたどり着きました
私自身ラノベを読むのは初めてで、この作品自体もあまり有名なものではないようですが、隠れた名作だと思いマス
また、この小説を読んでボアアップも考え始めた次第です
50ccじゃどうしても限界感じることが多いですからね(笑)
あと、私も一応ブログやってまして、鉄道写真…30%、鉄道模型…30%、カブ号…30%くらいのブログですが、時間がありましたら観ていただけると幸いです↓
http://yamabiko200k47.blog.fc2.com/
RT-235[仙セン]と申します
栃木でカブ50スタンダードに乗っているしがない大学1年生です
私もちょうど先日この本を読み終えたところで、ネット検索してましたらこちらのページにたどり着きました
私自身ラノベを読むのは初めてで、この作品自体もあまり有名なものではないようですが、隠れた名作だと思いマス
また、この小説を読んでボアアップも考え始めた次第です
50ccじゃどうしても限界感じることが多いですからね(笑)
あと、私も一応ブログやってまして、鉄道写真…30%、鉄道模型…30%、カブ号…30%くらいのブログですが、時間がありましたら観ていただけると幸いです↓
http://yamabiko200k47.blog.fc2.com/
>RT-235[仙セン]さん
はじめまして!コメントありがとうございます!
この本ってカブ乗りさんなら一度は読んで貰いたい作品ですよねー!
50ccカブだと本当につらいものがあるのでボアアップされてみてはいかがですか?
私も以前のってたカブが50ccだとやはりいろいろと問題があったのでボアアップしましたが二段階右折と30km制限がないだけで世界観が変わりました!
ぜひチャレンジしてみてくださいね(・∀・)
この本ってカブ乗りさんなら一度は読んで貰いたい作品ですよねー!
50ccカブだと本当につらいものがあるのでボアアップされてみてはいかがですか?
私も以前のってたカブが50ccだとやはりいろいろと問題があったのでボアアップしましたが二段階右折と30km制限がないだけで世界観が変わりました!
ぜひチャレンジしてみてくださいね(・∀・)