えっ!?サイレンサーを作る?Part1
AM.3:00
ピリリリリリ
カブかぶ「う~ん・・・。あー・・・今日も配達(新聞)かぁ・・・。ねむ・・・。」
むにゃむにゃ・・・・。今日寒いから気をつけてね・・・。
カブかぶ「ご忠告どーも。んじゃあ行ってくるわよ。」
バタン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ん~今日もやっぱり寒いわね)
(チョーク引いて、少しエンジン温めないと止まっちゃうだろうなぁ。)
ポンポンポンポンポンポンポンポンポ(暖気中)
(・・・・眠いなぁ・・)
ポンポンポンポンポンポンポンポン
(配り終わったら帰りにセブン-イレブンでおでんでも買ってこようかなぁ・・・)
ポンポンポンポンポンポンポンポン
(卵としらたきと、ちくわと、大根と・・・)
ポンポンポンポンポンポンポン
「ちょっと」
(あーでも、ちくわぶの方が)
「おいあんた!!!)
カブかぶ「ほぇっ!?」
近所のおじいさん「今何時だと思ってるんだ!!五月蝿いんだよ!」
カブかぶ「あっすいません!エンジンを温めてた所でして・・・もういなくなりますので!」
近所のおじいさん「エンジンを温めるぅ!?そんなの走ってたら温まるだろうがだろうが!わざわざ家の前でエンジンかけっぱなしにして嫌がらせか!!その改造してあるマフラーの音が五月蝿いんだよ」
カブかぶ「すいません、車と違ってエンジンが冷えた状態だと走ることすらままならないものでして・・・。それにこれはホンダの純正マフラーなので・・・。マフラーの音の文句はホンダに・・・。」
近所のおじいさん「こんなにウルサイのに純正のワケがないだろうが!すぐ分かるウソを付くんじゃない!小さい頃は元気な明るい子だったのにバイクなんて買っちまって親も悲しんでるんだろうなぁ。とにかく次余りにも煩かったら君の親の方に苦情直接入れさせてもらうから、マフラー戻すなり、家から離れたところでエンジンかけるなりしてくれよ。おじさんもできればこんなこと言いたくないんだから。」
カブかぶ「はいすいません・・・・。」
(このおじいさんにマフラーとかの騒音規制は作られた当時の規制が適応されるとか説明して分かってもらえないだろうし、火に油注ぎそうだしやめときましょうか・・・。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カブかぶ「~~~~~ということがあってねぇ」
まぁバイクって有る年齢層の人には暴走族とか珍走団とか不良っていう固定概念があるからしょうがないね。バイク乗りの宿命だと思って諦めるしか無いよ。
カブかぶ「でもおじさんのいうことも分かるのよ。正直私も少しうるさいと思ってたし。」
でもコレって純正のマフラーなんでしょ?
カブかぶ「そうなんだけどね、昔のカブのモナカタイプのマフラーなのよ。この頃のモナカマフラーってバッフルの取り外しが自由に出来たタイプなんだけど、前のオーナーがカブラ仕様にしてたし、抜けを良くするためにバッフルを取り外して、無くしちゃったらしくてバッフルが付いてないのよ。どうしようかしらねぇ。」
ヤフオクでバッフルでも探す?
カブかぶ「年代モノだから出てても高いのよね~。アウトスタンディングでB級品用スチールモナカマフラー消音器を売ってるけど送料が高いしどうしようかしらねぇ。」
あっでも、この年代のモナカマフラーはバッフルの取り外しが出来たって事は、マフラーに取り付け用の穴が開いてるじゃん?ちょっとなんか鉄パイプとか加工したら割と簡単に取り付けれそうだよ。」
カブかぶ「うーん、そうねぇ。ちょっと作ってみる?」
そうしようよ、ダメだったら買えばいいし。
カブかぶ「んじゃあやってみましょうか。ホームセンターで適当に使えそうなもの買ってきましょ」
~~~~~~~~~~~~

(近所のホームセンター)
カブかぶ「うーん・・・鉄パイプ鉄パイプ・・っと。たかっ!?」
高いねぇ・・・。コレ買ったら普通にアウスタの消音器買えちゃうよ・・・。
カブかぶ「作戦をかえましょ!!ダイソーで使えそうなもの探しましょ!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カブかぶ「なんかないかしらねぇ・・・」
100均に鉄パイプあるかなぁ
カブかぶ「円形の筒で、熱に強そうなもの・・・っと。お」
ん?何かあったの?
カブかぶ「これ・・・大きさ的にちょうどいいし、熱は・・・・、分からないけどいけそうじゃない・・・?」
何々?・・・えぇぇぇぇぇぇぇ!?これ△△△△△△でしょ!?ムリだって!
カブかぶ「いやでも大きさ的にも長さ的にもベストフィットだと・・・・」
いやでも・・・・
カブかぶ「まぁどうせ100円なんだしやってみましょ」
どうなっても知らないよ・・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カブかぶ「さあ、じゃあやりますか?」

スチールたわしは分かる。ただその左の白い棒状のものが何なのかもういっかい教えて。
カブかぶ「ごめん、私にも名前は分からいけどあれよあれ。あのトイレットペーパーの芯の中に入ってるあの伸び縮みするある棒。」
・・・本当にそんなのでいけるの?
カブかぶ「だからやってみないとなんとも・・・。」
【誰も得しないと思うけど作り方♪】
1.トイレットペーパーの芯の中に入れる棒(以下棒)は3つの部品で構成されていて、太い棒と細い棒が組み合わさっていて引っ張ると外れます、そして中にバネが入っていますが、使うのは細い棒です。
2.細い棒の口が小さくなっているところ削り落とします。
3.マフラーの口の大きさに対して、細い棒は若干小さいので耐熱テープでぐるぐる巻にして太さを大きくします。
するとこうなります。この時マフラーに入れる側は巻く回数を少なめにして、マフラーの出口側は多く巻いてください、こうすることでマフラーの中に作業中にサイレンサーが入ってしまうことが防げますし、排気漏れもなくなります。

4.その後筒の中に買ってきたスチールたわしを個人の好みで詰めます
5.このままだとマフラーの中に突っ込むとサイレンサーの中のスチールたわしが弾丸の用に吐出されてしまいますし、吸い込みが凄いと吸い込まれる可能性もあるので対策します。
マフラーの中側は吸い込まれないように銅線を貼っておきます。

※もっと細いものでも大丈夫です。手元にコレしか無かったので・・・。
6.出口側ですが、このままだとエンジン始動とともに吐き出されてしまいますので対策が必要なのですが・・・よく考えたら対策しなくて大丈夫です。純正のモナカマフラーにはバッフル固定用のボルトの穴があいてますので、作ったサイレンサーの中に入っているスチールタワシよりマフラーの出口側に穴を開けてマフラーと固定すると、ボルトが穴の中を縦に割るように入りますので自然に防護壁の代わりになってくれます。

これで完成です・・・
40kmほど走りましたが、プラ製の棒が溶けることも、タワシが吐出されることも有りませんでしたし、音も今の新品の110用のマフラーみたいに静かになりました、しばらく様子を見てみたいと思います。
最初がサイレンサー無しで、後半が有るverです。
サイレンサーが無いverは【ポンポンポンポンポンポンポンポンポン】という音で音が太い感じだったのですが
サイレンサーが有るverは【シュポポポポポポポ】と歯切れのよい、気持ちのよい音になりました。
撮った日がバラバラなので音の違いがわかりづらいですが、後半のサイレンサーのあるverは音がすごく小さくなっています。
低速トルクも出たような気がします・・・。
ちなみにこれを作るのにかかった費用は
・トイレットペーパーの棒105円
・スチールたわし105円
の210円です。
耐熱テープは家にありました。
この低価格でこの静音性に出来たので今回のDIYは大成功でした!
しばらく走ってみて耐久性など様子を見てみたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カブかぶ「んー、上出来!」
夏に溶けなきゃいいけどね
カブかぶ「そうね~。でも今はコレで大満足よ!今後もその都度少しずつ改良していきましょ。」
そうだね!
次回に続く
カブかぶ「でも見栄えがなぁ・・・」

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カブかぶ「う~ん・・・。あー・・・今日も配達(新聞)かぁ・・・。ねむ・・・。」
むにゃむにゃ・・・・。今日寒いから気をつけてね・・・。
カブかぶ「ご忠告どーも。んじゃあ行ってくるわよ。」
バタン
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(ん~今日もやっぱり寒いわね)
(チョーク引いて、少しエンジン温めないと止まっちゃうだろうなぁ。)
ポンポンポンポンポンポンポンポンポ(暖気中)
(・・・・眠いなぁ・・)
ポンポンポンポンポンポンポンポン
(配り終わったら帰りにセブン-イレブンでおでんでも買ってこようかなぁ・・・)
ポンポンポンポンポンポンポンポン
(卵としらたきと、ちくわと、大根と・・・)
ポンポンポンポンポンポンポン
「ちょっと」
(あーでも、ちくわぶの方が)
「おいあんた!!!)
カブかぶ「ほぇっ!?」
近所のおじいさん「今何時だと思ってるんだ!!五月蝿いんだよ!」
カブかぶ「あっすいません!エンジンを温めてた所でして・・・もういなくなりますので!」
近所のおじいさん「エンジンを温めるぅ!?そんなの走ってたら温まるだろうがだろうが!わざわざ家の前でエンジンかけっぱなしにして嫌がらせか!!その改造してあるマフラーの音が五月蝿いんだよ」
カブかぶ「すいません、車と違ってエンジンが冷えた状態だと走ることすらままならないものでして・・・。それにこれはホンダの純正マフラーなので・・・。マフラーの音の文句はホンダに・・・。」
近所のおじいさん「こんなにウルサイのに純正のワケがないだろうが!すぐ分かるウソを付くんじゃない!小さい頃は元気な明るい子だったのにバイクなんて買っちまって親も悲しんでるんだろうなぁ。とにかく次余りにも煩かったら君の親の方に苦情直接入れさせてもらうから、マフラー戻すなり、家から離れたところでエンジンかけるなりしてくれよ。おじさんもできればこんなこと言いたくないんだから。」
カブかぶ「はいすいません・・・・。」
(このおじいさんにマフラーとかの騒音規制は作られた当時の規制が適応されるとか説明して分かってもらえないだろうし、火に油注ぎそうだしやめときましょうか・・・。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カブかぶ「~~~~~ということがあってねぇ」
まぁバイクって有る年齢層の人には暴走族とか珍走団とか不良っていう固定概念があるからしょうがないね。バイク乗りの宿命だと思って諦めるしか無いよ。
カブかぶ「でもおじさんのいうことも分かるのよ。正直私も少しうるさいと思ってたし。」
でもコレって純正のマフラーなんでしょ?
カブかぶ「そうなんだけどね、昔のカブのモナカタイプのマフラーなのよ。この頃のモナカマフラーってバッフルの取り外しが自由に出来たタイプなんだけど、前のオーナーがカブラ仕様にしてたし、抜けを良くするためにバッフルを取り外して、無くしちゃったらしくてバッフルが付いてないのよ。どうしようかしらねぇ。」
ヤフオクでバッフルでも探す?
カブかぶ「年代モノだから出てても高いのよね~。アウトスタンディングでB級品用スチールモナカマフラー消音器を売ってるけど送料が高いしどうしようかしらねぇ。」
あっでも、この年代のモナカマフラーはバッフルの取り外しが出来たって事は、マフラーに取り付け用の穴が開いてるじゃん?ちょっとなんか鉄パイプとか加工したら割と簡単に取り付けれそうだよ。」
カブかぶ「うーん、そうねぇ。ちょっと作ってみる?」
そうしようよ、ダメだったら買えばいいし。
カブかぶ「んじゃあやってみましょうか。ホームセンターで適当に使えそうなもの買ってきましょ」
~~~~~~~~~~~~

(近所のホームセンター)
カブかぶ「うーん・・・鉄パイプ鉄パイプ・・っと。たかっ!?」
高いねぇ・・・。コレ買ったら普通にアウスタの消音器買えちゃうよ・・・。
カブかぶ「作戦をかえましょ!!ダイソーで使えそうなもの探しましょ!」
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カブかぶ「なんかないかしらねぇ・・・」
100均に鉄パイプあるかなぁ
カブかぶ「円形の筒で、熱に強そうなもの・・・っと。お」
ん?何かあったの?
カブかぶ「これ・・・大きさ的にちょうどいいし、熱は・・・・、分からないけどいけそうじゃない・・・?」
何々?・・・えぇぇぇぇぇぇぇ!?これ△△△△△△でしょ!?ムリだって!
カブかぶ「いやでも大きさ的にも長さ的にもベストフィットだと・・・・」
いやでも・・・・
カブかぶ「まぁどうせ100円なんだしやってみましょ」
どうなっても知らないよ・・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カブかぶ「さあ、じゃあやりますか?」

スチールたわしは分かる。ただその左の白い棒状のものが何なのかもういっかい教えて。
カブかぶ「ごめん、私にも名前は分からいけどあれよあれ。あのトイレットペーパーの芯の中に入ってるあの伸び縮みするある棒。」
・・・本当にそんなのでいけるの?
カブかぶ「だからやってみないとなんとも・・・。」
【誰も得しないと思うけど作り方♪】
1.トイレットペーパーの芯の中に入れる棒(以下棒)は3つの部品で構成されていて、太い棒と細い棒が組み合わさっていて引っ張ると外れます、そして中にバネが入っていますが、使うのは細い棒です。
2.細い棒の口が小さくなっているところ削り落とします。
3.マフラーの口の大きさに対して、細い棒は若干小さいので耐熱テープでぐるぐる巻にして太さを大きくします。
するとこうなります。この時マフラーに入れる側は巻く回数を少なめにして、マフラーの出口側は多く巻いてください、こうすることでマフラーの中に作業中にサイレンサーが入ってしまうことが防げますし、排気漏れもなくなります。

4.その後筒の中に買ってきたスチールたわしを個人の好みで詰めます
5.このままだとマフラーの中に突っ込むとサイレンサーの中のスチールたわしが弾丸の用に吐出されてしまいますし、吸い込みが凄いと吸い込まれる可能性もあるので対策します。
マフラーの中側は吸い込まれないように銅線を貼っておきます。

※もっと細いものでも大丈夫です。手元にコレしか無かったので・・・。
6.出口側ですが、このままだとエンジン始動とともに吐き出されてしまいますので対策が必要なのですが・・・よく考えたら対策しなくて大丈夫です。純正のモナカマフラーにはバッフル固定用のボルトの穴があいてますので、作ったサイレンサーの中に入っているスチールタワシよりマフラーの出口側に穴を開けてマフラーと固定すると、ボルトが穴の中を縦に割るように入りますので自然に防護壁の代わりになってくれます。

これで完成です・・・
40kmほど走りましたが、プラ製の棒が溶けることも、タワシが吐出されることも有りませんでしたし、音も今の新品の110用のマフラーみたいに静かになりました、しばらく様子を見てみたいと思います。
最初がサイレンサー無しで、後半が有るverです。
サイレンサーが無いverは【ポンポンポンポンポンポンポンポンポン】という音で音が太い感じだったのですが
サイレンサーが有るverは【シュポポポポポポポ】と歯切れのよい、気持ちのよい音になりました。
撮った日がバラバラなので音の違いがわかりづらいですが、後半のサイレンサーのあるverは音がすごく小さくなっています。
低速トルクも出たような気がします・・・。
ちなみにこれを作るのにかかった費用は
・トイレットペーパーの棒105円
・スチールたわし105円
の210円です。
耐熱テープは家にありました。
この低価格でこの静音性に出来たので今回のDIYは大成功でした!
しばらく走ってみて耐久性など様子を見てみたいと思います。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
カブかぶ「んー、上出来!」
夏に溶けなきゃいいけどね
カブかぶ「そうね~。でも今はコレで大満足よ!今後もその都度少しずつ改良していきましょ。」
そうだね!
次回に続く
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コメントの投稿
No title
マフラーにトイレットペーパーのアレを!!!?
正直驚きました!!そんなことを考え付くなんてすごいですねーーー
それにしてもやっぱり言い音しますねー^^
正直驚きました!!そんなことを考え付くなんてすごいですねーーー
それにしてもやっぱり言い音しますねー^^
>ベルガモット さん
音はいいのですが、実はこの後大変なことになります・・・w
それはPart2までのお楽しみということで(*^_^*)
ただ、絶対に真似しないでください!
大変なことになるので\(^o^)/
それはPart2までのお楽しみということで(*^_^*)
ただ、絶対に真似しないでください!
大変なことになるので\(^o^)/
色々ためして、検証して
結果をみて、改善する
チャレンジ精神は大切ですが
今回の消音対策はやめた方が
良いと思います。
後が大変ですよ( ̄□ ̄;)!!
結果をみて、改善する
チャレンジ精神は大切ですが
今回の消音対策はやめた方が
良いと思います。
後が大変ですよ( ̄□ ̄;)!!
No title
なんか・・・
燃えちゃった・・・っぽい(/ω\)
燃えちゃった・・・っぽい(/ω\)
>カブ吉さん
後の祭りという言葉がありまして、実はもう・・・あっ(察し
とりあえずこれに懲りずにしばらく色々と改良していきたいと思います!
とりあえずこれに懲りずにしばらく色々と改良していきたいと思います!
>ペリカンドーロさん
燃えちゃったっぽいんですよね・・・(結論